親子の大切な時間!絵本の読み聞かせがもたらす効果

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長い人生の中で子どもと一緒に過ごすことができる時間はとても短いです。毎日一所懸命子育てをしていると、あっという間に親から巣立つ日が来てしまいます。
小学校に上がる頃には友だちと遊ぶ時間も増え、親と遊ぶ時間はぐっと少なくなります。
では一緒にいられる間に親子の思い出となるような一時を作るには何をすればよいのでしょうか。限られた時間の中で子どものためにしてあげられることの1つに、絵本の読み聞かせがあります。
2001年からは自治体の事業として、絵本の読み聞かせのきっかけとなるブックスタートも始まり、赤ちゃんのときから絵本に触れる機会が増えています。
子どもの成長に必要不可欠と言えるほど、絵本の読み聞かせはさまざまな効果をもたらしてくれます。

クシュラの奇跡

絵本の読み聞かせが生んだ奇跡の実話を紹介します。

生まれたときから身体に重い障害を持ち、医者からは知能にも障害があると言われていたクシュラという女の子がいました。日常生活すらままならない子育てでしたが、生後4ヶ月頃に絵本に興味を示したことから母親はクシュラに毎日絵本を読んであげるようになりました。
クシュラの母親はいつも片手に絵本を持ち多いと1日に10時間ほど、計140冊の絵本を毎日繰り返し読み聞かせていました。1歳まで生きられないと言われていたクシュラでしたが、3歳頃には他の子と変わらない知能レベルに達し、身体機能も回復していきました。
これはクシュラを育てることに全てを捧げた母親の愛のなせる業であり奇跡にほかなりません。 この実話は「クシュラの奇跡」という題名でクシュラの祖母が本にして出版もしています。

クシュラの奇跡: 140冊の絵本との日々

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絵本の読み聞かせがもたらす効果

具体的に絵本の読み聞かせにはどのような効果が期待できるのでしょうか。

脳に刺激を与える

絵本の中から言葉を覚えることでボキャブラリーが豊かになったり、気持ちを想像したり表現する方法を学びます。また絵本の美しい配色や構図も、子どもにとっては脳に影響を与える芸術との出会いとなります。

大きくなっても本を読む傾向がある

子どものときに親から絵本を読んでもらっていた子の方が、大きくなってからも読書をする傾向があります。これは本に対して抵抗が少なく、読書をする習慣がつきやすいためです。

親子のコミュニケーションの時間

絵本を読むことは決して一方通行なものではありません。絵本を読み聞かせるときは、子どもを抱っこしたり、指をさしたり、ときには顔を見ながら、そして笑い合いながら一緒に読み進めていきます。子どもと親とのスキンシップができる、大切なコミュニケーションの時間となります。

情緒が安定する

子どもは親の声が大好きです。絵本の読み聞かせ中は、自分のためだけに発せられる大好きな声を聞くことで愛情を確認し、安心感や信頼感を得ることができます。

おわりに

絵本の読み聞かせにはさまざまな効果があります。絵本を通して楽しい時間を分かち合い、絆を深めることができます。また大人にとっては子育ての楽しさを実感できるような時間ともなります。子どもと一緒に過ごす時間には、ぜひ心を込めて絵本を読んであげてくださいね。

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