由来を知って楽しく準備!生後100日のイベントお食い初め

スポンサーリンク
我が家のお食い初め膳

子どもが生まれて100日目のイベントといえばお食い初めです。おそらくお宮参り以来の大きいイベントではないでしょうか。
ちなみに1000日目は2歳8ヶ月頃、10000日目は27歳4ヶ月頃ですが、それらと比べても100日目のお食い初めは特別な日と捉えられています。

なぜお食い初めをするのか

子どもが無事に生後100日目を迎えることができたお祝いで、今後の健やかな成長を願ったり、一生食べ物に困らないように、という願掛けの意味合いがあります。
起源は赤ちゃんにお餅を食べさせる平安時代の祝い行事とされていて、現在まで残っている歴史のあるお祝いです。

お食い初めのメニュー

地域によって違いはありますが、一汁三菜が一般的です。お祝いらしく見た目も華やかなお食い初め膳。それぞれの料理に込められた願いとともにご紹介します。

尾頭付き鯛

「めでたい」の語呂合わせからお祝い事には欠かせません。尾頭付きの鯛には、首尾一貫という言葉も込められています。

赤飯

赤飯は神様に供える縁起の良い食べ物であり、赤い色には災いを避けられる力があるとされています。

煮物

レンコンは開いた穴から向こう側を覗けるので、先が見通せるように。里芋は、植えた親芋の周りに小芋、孫芋がたくさんできることから、子宝に恵まれるように。筍がいずれ竹に成長したときの性質になぞらえて、強くしなやかでまっすぐ生きられるように。そのほかにも、ごぼう、にんじん、しいたけ、絹さや、鶏肉、こんにゃくなどを入れるとおいしい出汁が出たり、さまざまな味や食感を楽しむことができます。

はまぐりのお吸い物

はまぐりの貝殻は、元々のペア以外とはぴったり合わないので、良い伴侶に巡り会えるようにとの願いが込められています。お吸い物に添える三つ葉の茎を結ぶのは「縁結び」に掛けているからです。このはまぐりのお吸い物は、同じ理由でひな祭りのメニューとしても用いられます。

梅干し

梅干しのように、たくさん皺ができるまで長生きできるようにということからです。

紅白なます

にんじんの紅色はめでたさと慶びを、大根の白は神聖を表しています。紅白なますがあるとお膳が華やかに見えます。

福石

石を噛み砕けるくらい、丈夫な歯が生えるようにということからです。神社の境内から借りてきて、お食い初めが終わったら返します。

我が家のお食い初め膳メニュー

我が家のお食い初め膳

我が家のお食い初め膳

ちなみに我が家でのお食い初め膳は写真の通り。鯛が焼き過ぎで焦げてしまっていますが、まあご愛嬌ということで。
無理をせず、できる範囲で準備をしてみましょう。

お食い初め膳以外に準備するもの

ケーキ

ケーキのプレートには、子どもの名前とともに「祝お食い初め」「100日おめでとう」などと書くのもいいですね。

大人用の食事

食い初めのメニューを多めに作っておいてそれを食べるのも良いですが、それでは足りない場合、あらかじめほかのものを用意しておきましょう。

衣装

写真やビデオに残るのであれば、かわいい服を着せたいと思うのが親心。もちろんわざわざ買わなくても、レンタルや普段着ている服でも構いません。

おわりに

かわいい我が子の一生に一度のお食い初めなので張り切って準備したいところですが、準備から片付けまで全てを1人でやろうとすると大変です。無理をしすぎず、できる範囲で頑張って素敵なお食い初めにしてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました