ひな人形はいつ出すべき?飾る時期を知って安心

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ひな人形は飾る時期も大事

「おひな様は早くしまわないとお嫁に行き遅れる…」なんていうひな人形をしまう時期については聞いたことがありますね。しかし、ひな人形を飾る時期ってあまり聞いたことがないな…という方は多いかもしれません。
購入したお店で教えてくれることがほとんどですが、両親が立派なひな飾りを送ってくれるというパターンも多いですから、ひな祭りは我が家だけの問題ではない場合もあります。
今回は、ひな人形を飾る時期についてまとめました。知っておくと安心ですので、最後までぜひご覧ください。

ひな人形は立春か立春以降に飾るのが一般的

ひな人形は飾る時期も大事

ひな人形は飾る時期も大事

お正月を過ぎると飾るという地域もありますが、立春か立春以降に飾るという地域が多いようです。それにはひな祭りの由来が関係しています。
ひな祭りの由来は平安時代までさかのぼります。元々は女の子のお祝い行事ではなく、春の季節の変わり目の厄払いの行事が元となっています。
春の季節の変わり目、つまり立春がポイントとなっています。立春とは節分の翌日の2月4日です。ひな人形は、立春またはそれ以降の良い日を選んで飾るというのが一般的です。
ひな人形を飾るには大安、友引、雨水(うすい)が良いとされていますが、特に雨水にはひな祭りならではの意味が込められています。

ひな人形を雨水に飾ると良い理由

大安、友引が良いというのはひな祭りに限ったことではなく、めでたい行事にはよく選ばれる日ですね。
しかし、ひな祭りを飾る日は雨水にこだわるという地域が多くあります。雨水にはどのような意味があるのでしょう?
雨水とは立春と同様、二十四節気の1つです。二十四節気とは1年を季節ごとに24に分けた場合の節目と期間のことをいいます。雨水は立春の次の節目で、毎年2/19頃になります。そして次の節目である啓蟄(けいちつ)の3/6頃までの期間も雨水と呼ばれます。
なぜこの時期を雨水と名付けられたのかというと、この春の節目である雨水の頃には雪が雨に変わるためです。「恵みの雨」と言われる通り、雨は生命に欠かせない存在です。雪から雨に変わるこの時期は大変喜ばしい季節なのです。
雨=生命ということで、雨水にひな人形を飾ると良縁に恵まれ子宝(生命)に恵まれるとされていたのです。このような意味を知り雨水にこだわってひな人形を飾るのは両親の愛情ですね。
ちなみに今年のひな人形を選ぶポイントや売れ筋は下記の記事をご覧ください。

平成28年にひな人形を飾ると良い日

以上を踏まえて今年(平成28年)にひな人形を飾ると良い日をまとめてみました。ちなみに今年の雨水は2月19日です。

  • 1月12日 友引
  • 1月15日 大安
  • 1月18日 友引
  • 1月21日 大安
  • 1月24日 友引
  • 1月27日 大安
  • 1月30日 友引
  • 2月2日  大安
  • 2月5日  友引
  • 2月9日  友引
  • 2月12日  大安
  • 2月15日  友引
  • 2月18日  大安
  • 2月19日 雨水
  • 2月21日  友引
  • 2月24日  大安
  • 2月27日  友引

ご参考まで。

無理なく毎年ひな人形を飾りましょう

ひな祭りの由来は様々で、飾り方や飾る時期なども地域によって異なります。そして、それぞれに深い思いがこもっているものです。
しかし、ひな人形を飾る時期にこだわるあまり、最良の日に都合が悪かったり、うっかり忘れてしまった時に悪いイメージを残すという理由で飾るのをやめてはもったいないです。
飾る時期や飾り方などが面倒で飾らなくなったという方も多いようですが、ひな祭りは女の子のお祝いの行事です。女の子の成長や家族の無病息災を願い、こだわり過ぎずに毎年飾ってもらいたいと思います。

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