紙おむつはどれがいい?赤ちゃんに合った紙おむつを選ぶには

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[alert-note]今回は先輩ママに、紙おむつの選び方について寄稿してもらいました。三人のお子さんを育てている経験豊富な方ですから、参考になるのでは?[/alert-note]

赤ちゃんの紙おむつ選びはとても悩みますね。大先輩の母親に聞いても「布おむつが一番!」と言われると返す言葉もありません。
友人や近所のママに聞いてみても、「うちの場合は…」と特殊な答えが返ってきて参考にならないこともあります。 出産した病院で聞くと「これなら間違いない!」と病院で使っている高価な紙おむつをすすめられます。
ここでは、どうやって紙おむつを選べば良いのかまとめてみました。 赤ちゃんは一人一人みんな違い、その生活環境も異なります。それぞれに合った紙おむつ選びを成功させましょう。

紙おむつ選びには、まず赤ちゃんの体質を予想しましょう

紙おむつ選びでママが悩む理由は何でしょうか。
第一に、赤ちゃんがおむつかぶれしたらかわいそうだということ。
そして、赤ちゃんが不快で泣いてしまうと眠ってくれなくて困るし、病気なのか判断がつかないということ。
また、初めての育児に自信がない場合は、簡単におむつ交換できるか不安であったり、大量にもらした時に困ってしまうということ。
さらに、毎日使い捨てるものなので経済的なものが良いということ。
様々な理由はありますが、やはり最も大切なのは赤ちゃんの体質を予想しておくということが大切です。

家族にアレルギー体質の人がいると、赤ちゃんにもオムツかぶれしやすい

両親や家族でアレルギー体質の方はいませんか。 いらっしゃる場合は赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になる可能性が高くなります。 赤ちゃんがアトピー性皮膚炎であるかどうかというのは紙おむつ選びに大きな影響を与えます。
赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になる可能性が高い場合、おむつかぶれに強いものを再重視しましょう。オムツかぶれは紙おむつの吸収性・通気性が大いに関係します。
そして、交換頻度も大きなポイントとなります。オムツかぶれをしないためには、ウンチやおしっこが肌に触れる時間を少しでも短くすることが重要です。そのためには、吸収力の高い紙おむつを使用したら良いわけです。
吸収性だけを比較した場合、高評価なのはP&Gのパンパースと花王のメリーズです。 パンパースは多くの産科医院で新生児に使用されているため、選んでおけば間違いないという安心感があります。産まれたての新生児にも使えるという安心感は魅力ですね。
メリーズはダントツに通気性の良い紙おむつです。通気性が良いということはウンチやおしっこが出ていてもかぶれにくいということになります。メリーズは在庫切れが多いのですが、ネット通販サイトを上手に使って入手しましょう。

価格的にはパンパースは高価でメリーズはやや安価という程度です。

交換回数を気にしなくて良いのは圧倒的な低価格のユニ・チャームのマミーポコです。 吸収力や通気性は劣るものの、安価であることでこまめに交換できるので衰えぬ人気です。

赤ちゃんのいる環境によっても選択肢は変わる

吸収力の良い紙おむつをこまめに交換してあげることが良いとはわかっていても、なかなかそうはいきません。
まず、保育園などに預けている場合はそんなに細かくお願いすることはできません。 たくさんの赤ちゃんを同時にお世話する中で、排便したらすぐ交換してくださいというのは難しい相談です。 結局は交換回数だけを守る形となるため、ほとんど濡れていないのに交換されたり、短時間でも大量に排便していたりするのです。
このような環境の場合、吸収性や通気性よりも交換回数を増やしてあげることを重要視しなければなりません。つまり安価な紙おむつをこまめに交換してもらうのです。 価格的に最も安価なマミーポコは、交換回数を増やすことができるので、吸収力や通気性に匹敵する効果をもたらしてくれるのです。

無難なところでグーンが人気

特にアレルギー体質でもなさそうであれば、安価で吸収力も通気性もそこそこ好評価の大王製紙のグーンが人気です。 お値段の割に品質が高い、いわゆるコストパフォーマンスが最も高い紙おむつと言えます。 製紙会社が作っている紙おむつなので肌触りにこだわっているのも高評価のようです。

紙おむつのデザインが意外とポイント

一見関係ないようにも思える紙おむつのデザインにも触れてみたいと思います。
メリーズのメインカラーは薄いピンクでメインキャラクターはうさぎです。 これは意外と大きな問題です。赤ちゃんの頃はみんな可愛らしさが溢れていて、男の子でも女の子のように見える赤ちゃんはたくさんいます。  薄いピンクのうさぎさん柄のメリーズを履いているだけで男の子なのに女の子っぽく見えるのは何となく嫌だ…と感じるママが意外と多いのです。

アトピー性皮膚炎の症状が見られず、肌ツヤの良かった長男の場合は、とにかく安いものを選びました。そうすることで経済面のストレスがなくなるからです。しかし、メリーズが安売りをしていたので、デザインが気になりつつも購入したところ、おむつ替えの度に女の子っぽく見える長男がかわいそうに思ってしまいました。いつもさらさらで履き心地は良さそうだったのですが、次からは安くてもメリーズは購入しませんでした。
デザイン的には、パンパースはグリーン系でぞうさん、ムーニーはブルー系、グーンは白、GENKIはアンパンマン、マミーポコはディズニーとなっており、メリーズ以外は男女を意識せず使用できるものなので気にせずにすみます。
グーンのイメージは「白」ですが、ワンワン&うーたんのキャラクターが使用されています。 キャラクターを使用しているにもかかわらず、キャラクターのイメージが定着しておらず、キャラクター使用をやめて価格を下げて欲しいという声も多いようです。

赤ちゃんに合ったおむつ選びが大事

筆者は、自分自身がひどいアトピー性皮膚炎で苦しんだ経験があり、我が子がアトピー性皮膚炎になる可能性は非常に高いと思っていたので、高価な布おむつを用意しました。実際長女は生まれてすぐアトピー性皮膚炎と診断され、昼も夜も痒みで眠らず不機嫌な時間が多かったのです。
おむつにこだわろうとしたのは良かったのかもしれません。しかし、布おむつの処理は本当に大変で、昼夜ともほとんど眠れない育児の中で大きなストレスとなりました。結局、途中からパンパースに変え、びっくりするほど楽になりました。
アトピー性皮膚炎の状態を見ながら調子の良い時はグーンやムーニーも使用してみました。調子が悪くなるとまたパンパースに戻したりもしました。
意外に忘れがちなのはおしりふきです。おむつかぶれがひどい時はパンパースのおしりふきを1週間ほど使用すると改善することも多かったです。

最後に~適切なおむつ選びで育児ストレス軽減

赤ちゃんの紙おむつ選びで重視されるべきなのは、赤ちゃんの不快感やママのストレスを軽減させることです。
赤ちゃんの体質と生活環境のバランスをよく見極めて選びましょう。これらは月齢とともに変化します。変化にともない、紙おむつを変えるのも1つの方法です。
誰かに聞いた「これなら大体大丈夫」という言葉を信じて高いおむつをずっと使うのはママのストレスにもなります。その時期の赤ちゃんに合ったものを選んであげましょう。

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